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( 2011.04.01 )

 


 厚生労働省は31日、福島県天栄てんえい村で採取された牛肉( もも肉 )から、暫定基準値( 1キロ当たり500ベクレル )を超える510ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。 食肉から基準を超える放射性物質が検出されたのは初めて。 肉は一頭分がすべて保管されており市場には出回っていないという。

 厚労省によると、この牛は3月15日に食肉処理され、県内の加工センターの冷蔵庫に保管されており、30日に取り出して検査した。

 暫定規制値を超える放射性物質が検出された同県産の葉物野菜や原乳などを巡っては、政府が同県に対し摂取・出荷制限を指示しているが、食肉から規制値以上の放射性物質が検出されたのは初めて。 併せて検査した原乳36検体と、鶏肉や牛肉、豚肉計13検体、魚2検体はいずれも規制値以下だった。

 肉1キログラム当たりの放射性セシウムの規制値は、欧州連合( EU )では1250ベクレル、米国では1200ベクレルで、日本の規制値はより厳しく設定されている。

 天栄村は福島第1原発から約80キロ。 汚染経路などが不明 のため、厚労省は1日にも他の部位とともに再検査を行う。

 一般的に牛などが放射性物質を体内に取り込んだ場合、尿などで排出されるため、肉への影響は低いとされている。





( 2011.04.01 )

 
  


 厚生労働省は1日、食品衛生法の暫定基準値を上回る放射性セシウムが検出された福島県天栄村産の牛肉について、政府の現地対策本部が再検査した結果、放射性物質は検出されなかったと発表した。 牛肉は汚染されていなかった可能性が高く、厚労省は 検査の過程で何らかのミスがあった可能性もある とみて、現地対策本部に原因究明を要請した。

 牛は3月14日に同県郡山市に運ばれ、15日に食肉加工された後、加工施設の冷蔵庫に保管され、出荷されてはいない。 現地対策本部が31日に検査した結果、もも肉から食品衛生法の基準値を10ベクレル上回る1キログラム当たり510ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表。  原子力安全・保安院から「検査数値に疑義がある」 との指摘があり、1日に同じ牛のもも肉と背中の肉の2検体の検査を実施した結果、放射性物質は検出されなかった。


 天栄村の兼子まもる村長( 64 )は取材に対し「最初の検出の時も今回も、村には何の連絡もなく取材を受けて初めて知った。 当事者なのにあまりにひどい扱いだ。 数字が独り歩きしてしまうので、国は再検査が終わるまで公表すべきではなかった」 と話した。 風評被害を招いたとして、近く国や県に抗議文を提出するという。





( 2011.04.09 )

 


 暫定規制値を超える放射性セシウムがいったん検出されたものの、再検査で放射性物質が検出されなかった福島県天栄村産の牛肉について、厚生労働省は8日、検査に使用した容器を包んでいたビニール袋に同セシウムが付着していたと発表した。

 検査機関によるミスの可能性があるという。

 厚労省は3月31日、この牛肉のモモ肉から規制値を上回る同セシウムが検出されたと発表したが、他の福島県産の肉類からはほとんど検出されなかったことから、検査方法などに問題がなかったか調査していた。


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