( 2011.05.13 )
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 朝日新聞関係者が苦虫を噛み潰したような顔でいう。
 「先日、お客様オフィスに読者の方から朝日社員に関する抗議が寄せられたんです。 その方がいうには震災当日、地震で緊急停車、カンヅメ状態にあった新幹線でうちの社員と見られる5、6名が酒盛りしていた。 挙げ句の果てに 『早く降ろせ』 って車掌に桐喝したと」
 まさか ―― 当初は一蹴した会社側も、当日の勤務状況を確認するや唖然とした。
 「読者が指摘する、“東北新幹線はやて”のグリーン車には同社販売局社員たちが複数乗っていた。 浅虫温泉( 青森 )への慰安旅行中だったというのです」 ( 同 )
 以下は読者の抗議や、JR関係者への取材をもとに再現した“事件”の様子だ。
 正午頃。東京を発車した 「はやて」 グリーン車の後部にひときわ賑やかな一団が陣取る。 団体はすぐに酒瓶を開け、騒ぎ始めた。
 「朝日も読売のやり方を真似てみるか」 「それ、押し紙やるってことかい( 笑い )」
 と言葉の端々に業界人であることを臭わせていた。
 14時46分。 地震で新幹線が八戸( 青森県 )手前のトンネル内で緊急停車する。 停電で車内は暗闇に包まれた。 車掌は客席を巡回しながら 「大丈夫ですか」 と、冷静な対応を呼びかける。
 しかし、団体内で 「部長」 と呼ばれていた中年の男が喚きはじめた。
 「はやく外に避難させろ」
 車掌は 「今は車両内にいるのが一番安全です」 と宥めたが部長は相手にしない。
 「2時間半もあればトンネルから歩いて出られるぞ」
 部長が毒突くたび車掌の声が滞り、乗客は不安を募らせる。 さらに暴言は続く。
 「とにかく降ろせ。 俺のいうことを聞けないならうちの社長、アキヤマコウタロウの名前で抗議するぞ」
 秋山耿太郎といえば、朝日新聞社の社長だ。 この時点で、団体が朝日新聞社員ということが周囲にはっきり露見した。 だが、他の人間も部長の暴言を諌めようという素振りを見せない。
 ちょうどJR女子職員が、 「子供さんはいらっしゃいませんか」 と、客室を歩いていた。 すると、団体の一人が頓狂な声を上げる。
 「子供ならここにいるよ」
 振り向いた彼女に団体はどっと笑った。
 20時頃。 車掌がアナウンスした 「朝までこの場所で待機」 という処置に対して、またも部長が憤った。 今度は車掌室に出向いての激昂。
 「なぜ明日まで待つんだ。何なら俺が先導するぞ」
 22時頃。 車両からの脱出に観念した団体は再度アルコールを飲みだす。 今度は女子社員の名前を出して 「あの子は胸が大きい」 「俺に気があるんじゃないか」
 乗客が寝入る23時過ぎまで酔狂は続いたという。
 翌日8時頃。 JR職員の手引きで、乗客は線路を歩き、トンネル外に脱出した。
 団体は緊急バスで八戸駅に。 そして前夜の傍若無人ぶりを詫びることなく、タクシーで浅虫温泉方面に消えていった。
 「調査の結果、部長と称する人間は新聞販売所経営者団体の幹部で他はやはり販売局の社員だったようです。 うちは事実確認をした上で、抗議をお寄せになった読者に非礼をお詫びしました。 でも、その方からは 『俺に詫びてどうする。 緊急時なのに冷静に対処してくれたJRの職員に謝罪しろ』 と返されたと。 当然でしょう」 ( 朝日新聞関係者 )
 この騒動について朝日新聞広報部に問い合わせると、
 「当該社員を厳重に注意しました。 新聞販売所経営者団体幹部らに対しても注意を促し、JR東日本に謝罪しました。 なお、弊社社員が“社長名を用いて車掌を桐喝した”という事実はありません」
 との回答が寄せられた。
 





( 2016.03.05 )

 


 東急大井町線尾山台駅で、口論になった女性会社員( 29 )の頭をたたくなどの暴行を加えたとして、警視庁玉川署は、暴行容疑で、東京都世田谷区中町、朝日新聞デジタル本部データベース事業部の社員、宇野彰一容疑者( 53 )を逮捕した。 「私が暴行をするはずがない」 と容疑を否認しているという。

 逮捕容疑は、4日午前0時40分ごろ、尾山台駅に停車した電車の入り口付近で、女性会社員を突き飛ばした上、車内で女性の頭をたたいたとされる。

 同署によると、酒に酔った宇野容疑者が電車の入り口付近をふらついていて、乗り降りの妨げになっていたため、女性が 「迷惑じゃないですか」 と注意したところ、宇野容疑者が 「おかしいのはお前だ」 などと言って暴行に及んだという。






      




 6月28日の東海道新幹線の車内。 無言で泣く一般女性の様子を隣に座った男が何を思ったかツイッターで実況中継。 あげく女性のスカートを無断撮影し、画像をアップした。
 男の正体は、朝日新聞の抜井規泰記者( 43 )。 新聞社の “公認” 記者アカウントで一般人を晒したことで、ネットは大炎上した。

 1994年に入社した抜井氏はスポーツ記者の経歴が長く、他にも週刊朝日編集部、特別報道チームなどを経て、現在は東京本社スポーツ部で大相撲取材を担当している。
「出世の見込みのない中年力士は引退すべきという趣旨の記事を書いたり、白鵬が審判部を批判した 『子供でも分かる』 発言を受けて “白鵬擁護論” を書くとツイッター上で宣言するなど、変わった持論を展開する記者です。 “ツイッター中毒” で知られ、発表前の 『相撲カレンダー』 の校正ゲラの写真をアップしロ頭注意を受けたこともありました」 ( 大相撲担当記者 )
 実は取材に纏わる内容とは別に、氏は以前から一般人を晒す “私刑” ツイードを繰り返してきた。 最近では電車内でエントリーシートを書く就活学生を〈 電車の中で書くのはやめようか 〉、電車内で傘を開いている男性の画像をアップし、〈 街で見かけた、今週一番の変わり者 〉とツイート。 どれも朝日公認アカウントでのつぶやきである。
「朝日新聞はSNSの報道活用を奨励していますが、記者のつぶやきは放任されています。 公認アカウントも手続きさえ踏めば誰でも取得できます」 ( 朝日社員 )
 抜井氏は週刊朝日編集部に在籍時代に、ある女優にも “筆誄” を加えていた。
「当時、彼は表紙担当だったのですが、06年10月27日号の表紙を飾った小西真奈美について 『性格が悪い』 と編集部で大バッシングしていた。 その号の、表紙の人物を紹介する巻末の署名コラムでは、上から三文宇目を横に読むと 『まなみはほんとにやなやつ』、と読めるように原稿を書いています。 本人が自慢げに喧伝していたから間違いありません」( 同前 )
 抜井氏のツイードについて、朝日新聞広報部は、 「弊社編集部門のソーシャルメディアーガイドラインを逸脱しており、問題が多い内容だと判断しました。 このため、記者に指示し、ツイッター上でおわびをさせたうえで、ツイードを削除させました。( 中略 )事態を重く受け止めており、心よりおわびいたします」、週刊朝日のコラムについては 「当該記者によるご指摘のような行為があったことがわかりました。 許されない行為であり、( 中略 )厳正に対処いたします」 と回答した。 “土俵外の騒乱” が汚点を残す結果となった。





( 2015.08.03 )

 
  

 朝日新聞の冨永ただし特別編集委員が、ナチス支援者が安倍晋三政権の支持者であるとする内容をツイッターに書き込み、削除していたことが3日、分かった。

 冨永氏は自身のツイッターに、ナチス・ドイツの旗を持った人たちのデモ写真とともに英語で 「東京での日本人の国家主義者によるデモ。 彼らは安倍首相と彼の保守的な政権を支持している」 と書き込んだ。

 冨永氏のツイッターは、朝日新聞のホームページにある記者紹介のページからリンクが張られている。 同氏は、ツイッターの紹介として 「あれこれ含め個人の責任で本音をつぶやきますので、ヨロシクでごんす」 としている。

 すでに冨永氏は書き込みを削除し、ツイッター上で 「嫌韓デモに参加する人たちには安倍首相の支持者が多いという趣旨でしたが、英語ツイートに 『一般的に』 の言葉が抜けていたので、彼らがこぞって首相を支持しているかの印象を与えるツイートになってしまいました。 失礼しました」 などと釈明、謝罪した。

 また、本社からの指示で 「不注意から誤った内容をつぶやいてしまいました。改めておわび申し上げます」 とした。

 朝日新聞社広報部は、産経新聞の取材に対し 「誤った内容のツイートだった。 編集部門のガイドラインを逸脱した内容であり、記者に厳しく注意した」 と説明。 「今回の事態を重く受け止め、記者への指導を徹底していく」 としている。